相続・遺言に関するコラム

戸籍について

戸籍とは何か?

 戸籍とは、日本国籍を有する人が出生してから死亡するまでの身分関係(出生、結婚、死亡、親族関係など)について、登録・公証するためのものです。1組の夫婦及びその夫婦と同じ氏の未婚の子を編製単位として作られています。

戸籍への届け出は、例えば出生であれば14日以内に出生届が義務付けられているというように、法律によって届出の義務があります。

戸籍は、日本国籍を有することや、その人の親族関係などが分かる資料ということになります。

戸籍はどんなときに記録されたり作られたりするのか?

以下のような出来事があった場合に戸籍が作られたり記録されたりします。

  • 出生
    親の戸籍に入ります。
  • 婚姻
    筆頭者(氏を代表するもの
    )でない方は、その戸籍から抜けます。筆頭者である方で氏が変わらない場合は、そのままです。
  • 離婚
    筆頭者でない配偶者は、戸籍から抜けて、元の戸籍に入るか新しく戸籍が作られます
  • 養子縁組
    原則、養子は養親の戸籍に入ります。ただし、養子が結婚している場合は養親の戸籍には入りません。養子が戸籍の筆頭者になっている場合は、養親の氏を名乗って養子夫婦で新しい戸籍をつくります。養子が戸籍の筆頭者ではない場合は、養子の戸籍は変動しません。
  • 死亡
    除籍した旨及び死亡日が戸籍に記録されます。
  • 転籍
    本籍地を移転することができます。従前の戸籍は除籍となります。
  • 戸籍の記載方法を変更したとき
    過去に何回か、法律によって戸籍の記載方法が変更されました。特に昭和と平成に大きな変更がありました。昭和の変更では、今まで戸主(今でいう筆頭者)とその一族全員が一つの戸籍に記載されていたのが、現在の1夫婦とその子のみの単位に変更されました。平成の変更では、今まで縦書きだったものが、コンピュータで管理するようになり、記載方法も横書きに変更されました。このような戸籍の変更は、変更前の戸籍の記録の内、除籍されていない方の記録を移す等という方法によって行われます。その関係で、変更後の新戸籍は、すべての記録が載っているとは限りません。変更前の戸籍のことを改製原戸籍といいます。

 

戸籍には何が記載されているのか?

  • 本籍地と筆頭者
    これは、戸籍謄本を請求する際に必要な情報です。
  • 戸籍事項
    戸籍が作成された経緯が記載されます。
  • 戸籍に記録されている人
    生年月日、出生地、父母、続柄、夫婦の別などが記載されます。

なお、犯罪歴は戸籍に記載されません。

 

戸籍謄本が必要になる場面とは何か?

 戸籍謄本とは、戸籍に記録されているものを書面に写したもので、役場が戸籍の記録と相違ないことを証明したものです。す。戸籍によって日本人であることや戸籍に記載されている方の存在、子供がいるかなどの親族関係などの証明ができるので、例えば、パスポートの申請、公正証書遺言、国家資格の登録のような手続きにおいて戸籍謄本が求められます。

以前(昔)の戸籍が必要になるのはどんな場合か?

 相続による場合、亡くなった方の出生の際に作成されたものから、亡くなるまでのもの全てが必要です。

 法定相続人の存在を調査するためです。場合によっては、ご自身が知らない相続人が判明することもあります。

 例えば、亡くなった方を相続する方が亡くなってさらに相続が発生しているケースや、前夫(前妻)との間に子がいるが、今の家族には伝えていなかったなどのケースです。

 ポイント2でも触れたとおり、身分関係が変わると戸籍が作られたりします。その戸籍を辿っていくことで、家族関係が分かるようになります。

 

戸籍謄本の種類

  • 現在戸籍謄本
    戸籍のなかに現に存在している方の戸籍のことを言います。相続の場面では、相続人であることの証明として使います。略して「ゲンコ」とも呼ぶことがあります。
  • 除籍謄本
    戸籍に記録されている方がいなくなることを除籍といいます。戸籍にいる方全員がいなくなった戸籍の写しのことを除籍謄本といいます。
  • 改製原戸籍
    →ポイント2「戸籍の記載方法を変更したとき」を参照
  • 戸籍の附票
    戸籍に記録されている方の住所の履歴が記録されています。何回か転居していても戸籍の附票を取ることで、過去の住所がわかります。
  • 謄本と抄本について
    謄本とは、戸籍に記録されている方全員を記載した書面です。一方、抄本とは、戸籍に記録されている方の一部の方を記載した書面です。

     

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